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2025/07/18
ドライバーの仕事、種類と内容を徹底解説!あなたに向いているのは?

ドライバー職への就職や転職を考えるうえで、「どんな種類の仕事があるのか」「具体的にどんなことをするのか」は、気になるポイントです。近年は物流需要の高まりやライフスタイルの多様化により、ドライバーの働き方も幅広くなってきているのです。
この記事では、ドライバー職の種類ごとの仕事内容や、それぞれの働き方・向いている人の特徴について詳しく紹介します。自分に合った職種を見つけるための参考として、ぜひご覧ください。
ドライバーの仕事ってどんな種類がある?

ドライバー職には複数の種類があり、仕事内容や必要なスキルが異なっています。運ぶ対象(人・荷物)、運転する車両の種類、サービス内容などによって分類され、それぞれ専門性や適性に違いがあります。
<運送系>
「運送系」は、荷物や商品を目的地まで運ぶ仕事で、物流の根幹を支える重要な役割を担っています。主な職種には、長距離トラック、地場・中距離トラック、配送ドライバーなどがあり、輸送距離や荷物の内容によって勤務形態や働き方にも違いが見られます。
<送迎系>
「送迎系」は、人を安全に目的地まで送り届けることを目的とした仕事です。バスやタクシー、スクールバスなどの送迎業務がこれに該当し、地域の移動手段としてライフラインを支える存在でもあります。
<特殊車両・専門系>
「特殊車両・専門系」は、建設機械や特定用途の車両を操作・運転する専門職です。重機オペレーターやトレーラー運転手、フォークリフト操縦者などがこれに含まれ、高度な技術や専門資格が求められる分野です。

このように、ドライバーと一口にいっても、扱う車両や仕事内容によって多様な働き方があります。ドライバー職それぞれの働き方や特徴などの概要については、次の見出しで詳しく解説します。
運送系ドライバーの種類と仕事内容

運送系ドライバーは、物流を支える重要な職種です。扱う車両や配送形態によって仕事内容が異なり、それぞれに求められるスキルや免許も違います。ここでは、代表的な運送系ドライバーの種類とその業務内容を紹介します。
トラックドライバー
トラックドライバーは、車両の大きさや積載量によって「大型」「中型」「4t」などに分かれ、運ぶ荷物や運転に必要な免許も異なります。
大型トラックは、車両総重量11t以上の車両で長距離輸送や大量運搬に使われます。運転には大型免許が必要で、長時間の運転や重量物の扱いに耐える体力と、車両を安全に扱う運転技術が求められます。
大型免許については、こちらの記事で詳しく解説しています。
『大型免許を取得するには?条件・視力・難易度までわかりやすく解説』
中型・4tトラックは、食品や日用品、企業間の定期配送が中心で、中距離から地場配送がメインです。運転には中型免許または準中型免許が必要です。ただし、2007年6月1日以前に普通免許を取得した方は、最大車両総重量8t未満の中型トラックまで運転可能とされています。
配送・宅配ドライバー
配送・宅配ドライバーは、個人や企業に荷物を届ける仕事です。「ルート配送」と「宅配ドライバー」に大別され、それぞれで業務内容が異なります。
ルート配送は、決まった時間と順路で商品を届ける業務で、扱う荷物は比較的軽量(食品・文具・日用品など)が中心です。業務の流れが一定で、身体的な負担が少なめなのが特徴です。
宅配ドライバーは、ECサイトなどで注文された荷物を指定された住所に届けます。配送先は個人宅やオフィスなど多岐にわたり、時間指定や再配達にも対応します。取り扱う荷物には、精密機器や冷凍食品など慎重な取り扱いを要するものも含まれます。
EC市場の成長に伴い、宅配・ルート配送ともに需要が急増しており、今後もニーズが高まる職種といえるでしょう。
長距離・地場(短距離)の違い
輸送距離によって、ドライバーの働き方は大きく変わります。
長距離ドライバーは、300km以上の遠方への輸送を担当し、運転時間も長くなります。宿泊を伴う出張や車中泊があるため生活リズムは不規則になりやすい一方、積み下ろしや接客は少なめです。高収入を得やすい反面、体力や自己管理が求められます。
一方、地場(短距離)ドライバーは、市内や隣県などへの配送が中心です。毎日自宅に帰れる日帰り勤務が基本で、生活リズムを整えやすいのが利点です。ただし、積み下ろしや顧客対応の頻度は高くなります。家庭やプライベートを重視したい方、ドライバー未経験者にも取り組みやすい仕事といえるでしょう。
送迎系ドライバーの種類と仕事内容

送迎系ドライバーは、人の移動を支える仕事です。公共交通機関としての役割から、個別の送迎サービスまで幅広く活躍の場があります。ここでは、代表的な送迎系ドライバーの種類と、それぞれの仕事内容を見ていきましょう。
バスドライバー
バスには主に「路線バス」「観光バス」「送迎バス」の3種類があり、いずれも運転には大型二種免許が必要です。
<路線バス>
地域の交通インフラを担う公共バスで、時刻表に従って決められたルートを巡回します。通勤・通学・買い物など、日常の移動手段としての役割が大きく、定時運行と安全な運転が求められます。
<観光バス>
観光地を訪れるツアー客を乗せて運行します。ツアーガイドと連携しながら観光案内を行う場面もあり、接客やホスピタリティも重要なスキルです。ルートはツアーパックに基づきあらかじめ決められている場合がほとんどです。
<送迎バス>
企業・学校・病院・福祉施設などの利用者を、決まった時間とルートで送迎します。イベント時や繁忙期などには、臨時運行(シャトルバス)として使われることもあります。
タクシー運転手
タクシー運転手は、お客様を目的地まで安全・快適に送り届けることが主な業務です。運転技術に加えて、接客スキルや気配りも求められます。
言葉遣いや丁寧な対応、車内の温度調整、清潔感のある環境づくりなど、お客様の満足度を高める工夫が必要です。
また、給与体系が歩合制であることが多いため、乗客を効率よく乗せる工夫や営業力も収入に直結します。効率的なルート選びや乗車が見込めるエリア・時間帯の把握なども重要です。
さらに、乗務前後の車両点検・洗車・清掃なども含め、車両管理も運転手の仕事に含まれます。
送迎ドライバー
送迎ドライバーは、特定の施設や企業、団体の利用者を目的地まで送る仕事です。主な送迎先には以下のような例があります。
- 介護施設利用者の送迎
- 保育園・学校などのスクールバス
- ホテルや旅館の宿泊客送迎
- 企業の社員送迎(社用バス)
使用する車両は送迎内容により異なります。マイクロバスやワゴン車、軽自動車などが一般的で、車いす対応の福祉車両を使用するケースもあります。
また、介護施設などでは、乗降時の介助が必要な場合もあり、丁寧な対応と配慮が求められます。
特殊車両・専門系ドライバーの仕事

特殊車両・専門系ドライバーは、特殊な車両を運転する専門職です。建設現場や工場、物流などで運行しており、仕事からインフラの下支えまで幅広い領域で活躍しています。
建設機械
建設現場で使用される建設機械には、さまざまな種類があります。代表的なものは以下のとおりです。
- ブルドーザー:土砂を掻き出したり、整地を行う重機
- 油圧ショベル:土砂や岩石の掘削、積み込みを行う
- ホイールローラー:地盤や舗装面を締め固める機械
- クレーン車:重い資材や設備を吊り上げ、移動・設置する車両
- ポンプ車:コンクリートや水などの液体を送り出すための車両
これらの車両を運転するには、大型特殊免許や小型特殊自動車免許のほか、「車両系建設機械(解体用)」「小型車両系建設機械(解体用)」など、用途に応じた資格や講習の修了が必要です。
中には「クレーン・デリック運転士」のように、国家試験に合格しなければならない資格もあります。
特殊用途自動車
特殊用途自動車とは、それぞれの用途に特化した機能を持つ車両のことを指します。代表的な車種は以下のとおりです。
- ミキサー車:生コンクリートを撹拌しながら現場まで運ぶ
- タンクローリー:ガソリンや化学物質などの液体・気体を輸送する
- 冷蔵冷凍車:食品・医薬品など温度管理が必要な物品の運搬
- レッカー車:事故車や故障車のけん引
- 照明車:夜間工事や災害現場などで照明を提供
- ゴミ収集車:自治体や事業所の廃棄物を回収・運搬
- 除雪車・路面清掃車:雪や汚れを取り除き、道路を整備する車両
これらの車両は、普通免許で運転できるものもありますが、大型車両やけん引車両の場合は「中型免許」「大型免許」「けん引免許」が必要です。
また、タンクローリーで危険物を輸送する際は「危険物取扱者」の資格も求められます。
資格や免許が必要な車両が多い理由
特殊車両や専門用途の車両は、構造や操作が複雑であるため、通常の自動車とは異なる高度な運転技術が求められます。また、大型資材や危険物を運ぶ車両では、安全管理が極めて重要になります。
万が一事故が起きた場合の影響も大きいため、法律で免許や資格の取得が義務付けられているのです。
自分に合うのはどれ?向いている人の特徴とは

ドライバー職といっても職種によって求められるスキルや適性が異なることをお伝えしました。自分に合ったドライバー職を選ぶには、それぞれの職種の特徴を理解し、自分の性格や働き方を照らし合わせるのが大切です。
運送系は、長距離ドライバーの場合、運転が好きで体力に自信がある人、一人での作業を集中して行える人に向いています。配送・宅配ドライバーなら、仕事によっては決められたルートを時間内で配送する必要もあるため、スケジュール管理が得意な人が適しているでしょう。
送迎系は、人と接する機会が多いため、人とのコミュニケーションが好きな人や、接客が得意な人に向いています。とくにタクシーは、乗客とのやり取りや気配りが求められるため、相手の気持ちを察する柔軟な対応力が必要になるでしょう。バスや送迎では、時刻を正確に守る必要があるため、責任感が強い人が適しています。
特殊車両・専門系は、機械や運転操作が好きな人や、資格を取って専門性を高めたい人に向いています。また、建設現場などでは他の作業員と共同作業を行うため、チームワークを大切にできる人が適しています。危険物を扱う場合もあるため、慎重さや冷静な判断力が求められます。
適性以外にも、長く働けるかも大事なポイント。ドライバーの仕事は何歳までできるのか、こちらの記事で詳しく解説しています。
『ドライバーの仕事は何歳までできる?職種別の平均年齢や長く働きやすい職種の選び方』
ドライバーの仕事は種類いろいろ、自分にぴったりな職種を選ぼう
ドライバー職は多様化しており、未経験からでもチャレンジ可能な職種も多く存在しています。運送系、送迎系、特殊車両系など、どの職種にもそれぞれ異なる働き方と求められる資質があります。
大切なのは、自分の性格や希望する働き方に合った職種を見極めること。事前に仕事内容を把握しておくことで、「思っていた仕事と違った」といったミスマッチも防げるでしょう。
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